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世界で一番白いビーチのはずが・・・という話 |
こんなニュース見つけちゃいました。お魚ニュースといいつつ本日の主人公は赤い藻です。
ニュースの概要だけ紹介しています。詳しい話はこちら
April 20, 2007 Daily Telegraph
New South Wales (ニューサウスウェールズ) の Jervis Bay(ジャービス湾) はすばらしい白い砂浜で有名ですが、風に流されてきた赤い藻が押し寄せ、それが腐りだして刺激臭を放ちだしひどい有様になっているそうです。
Booderee National Park (ブーデリー国立公園)管理人の Martin
Fortescue 氏によるとその匂いは堆肥のようで、犬の糞の匂いのようでもあるとのこと。
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その藻は大きく少し海草に似たところがあり "cornflake weed" と呼ばれているそうです。人間に害はないとのことですが、観光客の中には泳いだ後からだが痒くなる、とこの藻のことで苦情を言ってくる人も多いそうです。
もっとも海水温が暖かくなると sea lice (ごく小さいクラゲの一種)に刺される可能性もあり、それとこの藻のことを混同しているのではないかと Dr Fortescue は語っています。
この藻は中央から北部の海岸では夏に普通に見られるものですが、
Jervis Bay では1990年代の早い時期を最後にこの規模のものは現れていませんでした。通常はすぐに散ってしまうものだそうで今回も風向きが変わればすぐにも海のほうへ押し戻されるだろうとのこと。
この藻の正確な種類はよく分かっていないそうですが、毒をもつ淡水の藻ではないとのこと。
◆◇◆
この時期オーストラリアのニューサウスウェールズ付近の釣り情報には
cornflake weed の情報が飛び交っているようです。
オーストラリアといわずとも日本でも思いっきり茂った海藻のために 「も」 ががりを経験した方も多いはずですよね。Fortescue 先生も言ってますが、藻は生き物達の大事な食料であり生態系の一環なのであまり邪険にしないでとのこと。藻がたくさん生える海というのはやはり豊かな証拠なのかなと管理人は思っております。
| 記事作成日:2007年04月23日
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